タミフル
第2次タミフル騒動について[=>]
2007年2月から3月にかけて、タミフルで異常行動が起きる!とマスコミが馬鹿騒ぎした時、ホームページに掲載した内容を再掲しています。
.オセルタミビル(タミフル) オセルタミビル(タミフル)は物騒がせな薬です。2003-4年のインフルエンザ騒動の時には、「タミフルがない!」といって、日本中がパニックになったのは記憶に新しいところです(第一次タミフル騒動)。そして、この騒動の最中に、「夜中でも熱が出たら一時でも早く病院へ行け。検査をしてもらい、すぐにタミフルを飲め!タミフルを飲まなければインフルエンザ脳症になるぞ!」とけたたましく騒ぎたて、親を脅かし煽りまくって、日本中の夜間救急外来をパンクさせたのは、TVワイドショーなどのマスコミでした。(本文付録2 2003年のインフルエンザ騒動をふりかえって[=>]
を参照下さい)。
2007年の今、「タミフルを飲むと頭がおかしくなる!タミフル脳症(?)だ!」「タミフルは薬害エイズと同じ(?)だ!」などと、またぞろワイドショ-などのTVで馬鹿騒ぎしているのは、全く同じ顔ぶれの連中です(第2次タミフル騒動)。懲りない人々です。それにしても、小泉「改革」もそうでしたが、有能なシナリオライター(今回は薬害反対グループ)が影でシナリオを書くと、面白いように筋書き通り踊らされるのが日本のマスコミの習性のようです(視聴率のためにわざと踊らされている?)。 TVの番組というものが、公共性からほど遠い、恣意的で興味本位で低レベルのゴシップ記事以上でも以下でもないことが、最近ようやく認識されてきたようです。健康記事においてさえ、子どもの健康を願って(細心の注意を払って)客観的中立的実証的に製作されているのではなく、大切なスポンサー様と視聴率をかせぐために、あざとく刺激的な内容になるよう厚化粧を施され、場合によっては(日常的に?)捏造と医学を全く無視した情報操作が行われていることが次々と明らかになってきています(→最近のTVの捏造についてはこちら[=>]
)。 賢い保護者は、TVの垂れ流す、検証もされていない、軽薄な煽動的メッセージを信用してはいけません。TV番組の「情報」というものは、スポンサー様の歓心を買うために面白おかしく、事実を曲げて、捏造されているのです。にもかかわらず、その事実にうすうす気づいているのに、いざとなるとTVのエセ情報に振り回される人々が少なくありません。現在の第2次タミフル騒動の誇大粉飾を見抜き、踊るTV局や影で糸を引いている特定集団にいいように操られることはやめましょう。大切なわが子を守るためには、正しい客観的な情報をもとに、冷静に対応することが必要です。そのために、本章で論述する、タミフルに関する現在の知見を参考にしてください。 効果と作用機序 オセルタミビルはノイラミニダーゼ阻害剤といって、インフルエンザのNA(ノイラミニダーゼ)の働きを抑える薬です。インフルエンザウィルスのNAは、インフルエンザウィルスが出芽して、感染細胞から飛び出すことを助けます。このNA(ノイラミニダーゼ)の働きを抑えるノイラミニダーゼ阻害剤が投与されると、インフルエンザウィルスは感染細胞から分離できなくなり、細胞にくっついたまま最後は死んでしまいます(右図)。 オセルタミビルの製剤が、タミフルです(カプセル、ドライシロップがある)。タミフルは中華料理の食材である、トウシキミの実である八角の成分シキミ酸から半合成され、製造されています。 タミフルはノイラミニダーゼのとげを持つ、A型インフルエンザ、B型インフルエンザ両方に有効です。1〜2日で熱は下がり、インフルエンザの症状は軽くなります。また、新型インフルエンザウィルス(A型インフルエンザの一種です)にも効果があると考えられています。ただし、B型インフルエンザには効果は劣るといわれています。
タミフルは、高熱を呈したインフルエンザ患者には劇的に奏効し、1日程度で熱が下がり、症状は軽快します。最近、「タミフルはたかだか1日発熱を短縮するだけ」などと訳知り顔に評論する人間もおりますが、インフルエンザの高熱症状を体験したり、看病したりしたものでないとインフルエンザのこの辛さはわからないと思います。このような意見を吐く人間は、自分が重症のインフルエンザに罹患したり、自分の最愛の息子がインフルエンザの高熱でうわごとを言っているときでも、「タミフルはたかだか1日発熱を短縮するだけ。タミフルは使う必要がない。」などと嘯いているのでしょうか。(最もタミフルを飲んでうわごとをいえば、おそらくタミフルのせいだと大騒ぎするでしょうが。) しかしタミフルの効果が現われるには半日以上はかかるため、急激に進行するイン
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