林志行の「e戦略の視点」
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アウンサンスーチー@写真物語II(フジテレビ)
2007/10/07(日) 00:23 富士フィルム提供。一枚の写真から、人生を語る。昨年の年末特番の第二弾。
番組内では、幾つかのテーマを取り上げていたが、アウンサンスーチー女史の写真は、タイミング良く、インパクトがあった。
ビルマ建国の父であるアウンサン将軍の一人娘であるスーチー女史が、オックスフォード大学に留学。一学年下の彼氏が、彼女を見初め、一目ぼれ状況でアタック。((ちなみに、アウンサン将軍は独立目前に暗殺される))
しかし、彼女は将軍の娘としての運命があり、容易には心を開かない。毎日下宿前に通う彼に、だんだんと熱意を感じ、ようやく心開き、数年後に結婚。((ちなみに、夫のマイケルアリスは、チベット研究者。その後、日本の京都にも86年〜88年に滞在))
88年に母が危篤という知らせに、帰国するが、祖国は弾圧を受けていたため、そのまま民主化の星として残るが、89年に軟禁される。((ちなみに、母は、60年からインド大使だったため、オックスフォード大学留学前には、デリー大学で2年ほど学ぶ。また、88年の彼女の帰国前後には、反政府で国が乱れていたので、タイミングなど含め、色々な説がある))
90年の選挙で、アウンサンスーチー率いるNLDが大勝するが、国軍は政権譲らず。91年にノーベル平和賞受賞。その後も軟禁と交渉を繰り返す。
99年、イギリスに居る夫が癌で余命3ヶ月と知り、政府は軟禁を解き、イギリスへの渡航を認めるが、一度国外に出ると再度帰国できなくなるために断念。((夫は、ビルマへの入国を申請していたが、許可されていない))
夫は、自らの53歳の誕生日に死去。それ以降、スーチー女史は、民衆の前に出るときは、髪留めのどこかにバラの花を挿している。それは、彼と彼女が貧しい学生時代、若い頃から、誕生日にお互いに一輪のバラを贈ることを習慣としていたから・・・。
一枚の写真は、そんな彼らのオックスフォード時代に、仲良く寄り添い、優しく、静かに微笑むものであった。BGMの「I Need To Be In Love (カーペンターズ)[=>]
」がモノ悲しい。
90年代を通し、ビルマを見てきた者、アジア関連本でビルマの現状を訴求していた者としては、ズシリと響く番組となった。 ■トラックバック用URL 元のページに戻る[=>]
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