次の一手!!
次の一手!!
僕は、物心ついてからというもの、麻雀といえばゲームセンターの脱衣麻雀です。 勿論ルールもこれをやる為にわざわざ覚えました。 酔っ払いのオヤジが何の気無しに入ったゲーセンで、 たまたま目についた脱衣麻雀をやるのとは気合の入り方が違います。 彼らは、いくら対人で経験を積んでいたとしても脱衣麻雀の前では所詮素人にすぎません。 何回かやった後で、脱衣の世界の厳しさを知るでしょう。 そこでは対人麻雀での経験というのは屁の突っ張りにもならないのです。
一回でも負ける事の許されない脱衣の世界で最も大事なのは、相手の配牌を読む事ではなく、 一手でも早くあがる事なのです。 勿論、時には振り込む事もあるでしょう。 しかし、振り込むのを恐れて自分の手を崩しても、最終的には自力でツモられてしまいます。 そうならない為にも、多少のリスクは冒してでも、先に和了ることがトッププライオリティなのです。
そんな厳しい脱衣の世界です。 苦労してこつこつ貯めた点数を役満で一気に逆転ゲームオーバーなんてのは日常茶飯事です。 僕は、ほとんど全部の役満を食らった事があります。
そんな中でも、一番食らって悔しいのが天和系でしょう。 チャリン、とコインを入れて、女の子を選んでスタート。 牌が並んで、「さあて、どの手で行こうか」など考えていた所で、 「天和!」なんて言われた日には、悔しさを通り越して清々しい感動を憶えるってもんです。 思わずピンクレディーの「UFO」の振りで「テンホー!」って叫んでしまいそうです。 そんでよく見てみると、その揃っていた手が大三元だったりしたら、 意味も無く「俺が悪かった」と大懺悔してしまいそうです。 まあ、さすがにそこまで凄まじいのは1回しか食らった事はありませんが。
そういえば、麻雀牌って確か予備の牌が幾つか入ってますよね。 「春」「夏」「秋」「冬」とか、色違いの牌とか、色々あったと思いますが、 あれ、果たして有効に使っている人ってどのくらいいるんでしょう。 春夏秋冬全部集めて「大四季」とか、赤い牌だけ集めて「赤一色」とかしてる人っているのかなあ。
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