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{img:on air review}   第183回   {img:タイトル}
2004年 06月 05日放送 {img:イントロ}[=>]
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  ■立花ハジメ&中村勇吾
〜制約の中で生まれる新たな発想〜
{img:クリエーターズカフェ}   ▼ 携帯電話というメディア
Webや携帯電話などのメディアに精通する立花ハジメ氏と中村勇吾氏を迎えた今回のクリエイターズ・カフェ。制約の多さでは上を行く携帯コンテンツ制作を手がける立花氏の作品を見せてもらいながら、トークの口火は切られた。

:::TALK:::::

中谷日出NHK解説委員(以下中谷):これ、すごく携帯ならではのコンテンツっていう感じがするんですが、この作品を作るのに、どういうところにいちばん気を配られましたか?

立花ハジメ(以下立花):やっぱりFlashにしろJavaにしろ、制約とか条件がある中で知恵を出すのはそれなりに楽しいことなんだけど、まだちょっと環境が貧弱すぎるところはあるから、デザインもそれに合わせて・・・。これも“フルカラーの絵が使えない、じゃあテキストだたらかなり自由に動かせるかな”とか、自然に‘ならでは’のものに。

中谷:ハジメさんはクリエイターの中では携帯のコンテンツというものに、かなり初期から携わってらっしゃって、もうノウハウも蓄積されてると思うんですけど、ハジメさんにとってこの携帯電話というメディアはどういう存在なんでしょう。

立花:当初考えてた携帯も、これはたまたま話が出来るコンピュータで、Webの一個なんだっていうとっかかりから。そういう意味では確かに技術的には完全にWebだったりするけれど、Webの一つに変わりないっていうのは、ちょっとなんか、違うような気がしていて、かなり特殊なもんだなあと。

中谷:中村さんにとってこの携帯というメディアはどうなんですか?

中村勇吾(以下中村):こういうシンプルなグラフィックっていうのはすごく好きで、かっこいいなと思うんですけど、グラフィックとデバイスの距離がすごく近い。こういうシンプルなグラフィックに合うようなハード、マシーン、携帯が欲しい。そういうのをセットにして考えたくなりますね。

中谷:なるほど。もう側(がわ)もあって、中と呼応された表現というものをしてみたいと。

立花:パソコン、PA、カーナビ、携帯、いっぱいあるけれど、デザインをまさに一番身近で感じることができる端末。やっぱり一番‘わざわざ度’が低いっていうか。

例えば、仕事場とか家のパソコンを立ち上げるのなんて大した手間でもないのに、携帯に比べると‘わざわざ度’が高い。いわゆるWebと携帯Webのコンテンツがどんどん違うものになっていってるのは、そこの‘わざわざ度’の、人間とデバイス、端末との距離感。やっぱり身近にデザインを感じられるっていうことでは、携帯なんかまさに心身ともに身近にある。

それと、携帯はより刹那的で刺激的な情報で、それが僕なんかにしてみたら‘今何時?’みたいな時計だったりするんだけど、Webはもうちょっと落ち着いて、ゆっくりデータベースを検索するとかだね。

中村:こういうグラフィックとか見てても、やっぱりWebと携帯では、作り方の方向がたぶん全然違ってる。Webとか、映像など、ある面積を持って没入するようなものには、かなり入り込んで見るような目で見るんですが、携帯はやっぱり、常にそのグラフィックを自分のポケットに入れながらとか、インタラクティブなプログラムをちょっと鞄の中に入れながら、みたいな、そういう常に携えていくような感覚と呼応するような、そういうグラフィックの作り方っていうのがやっぱりいいなあ。立花さんの『The End』見てても、そういう感覚はすごく感じるところがありますね。

▼ ファンシーな携帯の世界
中谷:ハジメさんにとってはかなり慣れて生活の中でも身近になってますけど、中村さんにとっては携帯でのデザイ
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