インタビュー2009(1)ウェブデザイナーの中村勇吾氏「旧世代サイトを見直したい」 インターネット-最新ニュース:IT-PLUS
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更新:1月5日 10:20インターネット:最新ニュース
インタビュー2009(1)ウェブデザイナーの中村勇吾氏「旧世代サイトを見直したい」
中村勇吾(なかむら・ゆうご)1970年奈良県生まれ。96年東京大学工学部大学院修了。橋梁設計会社、ウェブ開発会社を経て、04年thaを設立。現在は多摩美術大学客員教授も務める。世界三大広告賞の最優秀賞を受賞したNECの環境サイト「ecotonoha(エコトノハ)」などを手がける 厳しい経済情勢のなかで始まった2009年。シリーズ「インタビュー2009」はIT業界で活躍するキーパーソンや識者に09年の展望やITの未来を聞く。1回目はNECの環境キャンペーンサイト「ecotonoha(エコトノハ)」で世界的に脚光を浴びたウェブデザイナー、中村勇吾氏。 中村氏は自らフラッシュのプログラミングを手がけ、独自のデザインの道を切り開いてきた。参加者が書き込んだメッセージの言葉が木の葉のように連なっていくエコトノハは、世界3大広告賞でグランプリを受賞した。中村氏にウェブデザインの今と未来を聞いた。 <拡大>[=>]
2008年8月に公開したモリサワの「fontpark2.0[=>]
」。ユーザーは日本語の文字をばらばらにしたパーツを組み合わせて自由に絵を描ける。サイトにはユーザーが登録した作品が公開されており、完成までの過程をアニメーションとして見られる■漢字をばらばらにして再構築 ――昨夏、デジタルフォント開発のモリサワのウェブサイトに参加型コンテンツ「fontpark 2.0」をオープンしました。ユーザーがサイト上で日本語の文字をばらばらにして、自由に絵を作ることができます。これはどういう発想だったのでしょうか。 日本語のタイポグラフィーとして、デジタルでできる範囲でよさを出すことを考えました。日本語がアルファベットと違うのは、いろんなパーツに分かれていて、辺や部首が意味を持っていることです。割と構成的にできている。 デジタルタイポグラフィーという案は元々考えていて、仕事を抜きにして個人で作ってみたこともあるんです。漢字やひらがなをばらばらにして再構築できたら面白いなと思っていました。でも、フォントデータを分解するので、ちょっと著作権違反になるんですよ。「これで堂々とできる!」と喜びました(笑)。 ――アイデアは元々温めていたんですね。 コアなアイデアはあったので、このサイト向けに、みんなで投稿してやいのやいのする仕組みを考えました。 最初は「連画」のようなアイデアを思い描いていたんです。和歌で連句ってあるじゃないですか。上の句を詠んで、それに対して下の句を詠む。同じように、前の人が作ったグラフィックを次の人に引き継いで、次の人はそれを出発点にいろんな再編をしてさらに次の人に渡す。人が関わりながら連続したアニメーションができるかなあと考えていました。 ただ、最初に訪れたユーザーにはちょっと難しいかなあという懸念がありました。初めて見るものが多すぎて、なんじゃそれっ、となりそうだったので。それで連なっていく機能は省き、それぞれのユーザーが作った過程をアニメーションのコンテンツとして見せることにしました。 ■インターフェースマニアなんです ――ユーザーが実際に関わるという仕組みを大切にしているのでしょうか? 比較的、そういう側面があります。コンテンツとして決まりきったものを見せるのではなく、ユーザーと関わることで自動的にどんどん変わっていく仕組みですね。 新鮮さを失わないために利用している部
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