ふたご座流星群ガイド
はまぎんこども宇宙科学館/(財)横浜市青少年育成協会
ふたご座流星群ガイド - 2009 11/21更新
ふたご座流星群のイメージ[=>]
(背景の星空は Stella Navigator による。十字が放射点)
毎年、12月上旬から中旬頃にかけて、 ふたご座[=>]
方向を中心に、 流れ星が放射状にながれる[=>]
ようすが見られます。これをふたご座流星群といいます。
国際流星機構[=>]
による 集計[=>]
によりますと、 2007年のふたご座流星群では、極大時には、1時間当たり120個程度(理想的な条件に換算した1時間あたりの出現数)の流星が見られたようです。 同じく、 国際流星機構による集計[=>]
によりますと、 2008年のふたご座流星群では、極大時には、1時間当たり140個程度(理想的な条件に換算した1時間あたりの出現数)の流星が見られたようです。
★理想的な条件とは、雲がなく、6.5等の明るさの恒星が見える暗い空で、放射点[=>]
が天頂にある場合です。 ★ 2009年12月の極大予報[=>]
2008年のふたご座流星群写真集: SpaceWeather[=>]
2007年のふたご座流星群写真集: SpaceWeather[=>]
2006年のふたご座流星群写真集: SpaceWeather[=>]
2005年のふたご座流星群写真集: AstroArts[=>]
2004年のふたご座流星群写真集: SpaceWeather[=>]
彗星が太陽に近づくと、表面の凍っていたガスが気体になり、それにつれて固体粒子も宇宙空間にこぼれていきます。こうしたガスや固体粒子の塵が彗星の尾となるわけです。(彗星情報のページ[=>]
もごらんください) 彗星表面から流れ出した固体粒子たちは、ゆっくりと彗星本体から離れていきます。長い時間が経過すると、ついには、彗星軌道上のどこでも固体粒子がただよっている状態になります。あまり長い時間たっていなければ、彗星の比較的近くに固体粒子が群をなしているわけです。 そうした彗星軌道の近くに、地球軌道の一部が接近していると、毎年地球がそこを通過するときに、たくさんの固体粒子が大気に突っ込んできます。大気との猛烈な衝突でたちまち熱いガス (プラズマ[=>]
)となり、このプラズマが光をだすのです。これが流星です。
流星の高度[=>]
流星は、地上110キロくらいの高さで光だし、通常、80キロ前後で消滅します。質量は平均的なもので、1グラム以下です。 ふたご座流星群の粒子は、地球に対して約秒速35kmのスピードで突っ込んできます。このスピードはマシンガンの弾の35倍もありますが、しし座流星群[=>]
の粒子に比べれば、半分のスピードです。
彗星起源のこれらの粒子は、特定の方向から突っ込んでくるため、ある星座の方向を中心に、放射状に流星が飛びます。 紙に2cmくらいの間隔で2本の直線を引き、紙の縁からその線の間を見ると、2本の線が手前に広がり、放射状に見えます。(次の写真) 流星群の流星が放射状に飛ぶ理由[=>]
これと同じことが流星群にも起きています。
流星の飛んだあとを逆に延長すると、ほぼ1点に集まります。 この点を「放射点」(ほうしゃてん)とよんでいます。放射点のある星座によって、「なになに座流星群」といういいかたをしています。
一般的に、放射点は、空の高い位置にあるときのほうが、低いときより多くの流星が見られます。
画用紙に平行な線を何本も書き、これが流星群の粒子の流れだと考えましょう。
頭の上に放射点があるとき[=>]
と、かなり斜めの方向に放射点があるとき[=>]
では、ある範囲の大気(図の太い黒い線の間)に入ってくる粒子の数(図では線の本数)がちがいます。放射点が地平線にちかくなるほど、流星の数が減るのがわかるでしょう。
ふたご座[=>]
流星群の場合、 ふたごの頭にあたる部分の近くに放射点があります[=>]
。
ふたご座流星群のなぞ ふたご座流星群をつくりだした、もとの彗星がながいあいだ見つかりませんでした。 ところが、1983年にNASA[=>]
が打ち上げた赤外線天文衛星IRAS[=>]
(アイラス)が、ふたご座流星群の軌道そっくりの軌道をまわる小惑星を発見しました。「ファエトン」(Phaethon)と名づけられたこの小惑星の軌道を見てみましょう。 ☆ ファエトンの軌道[=>]
☆ ファエトンの軌道[=>]
(太陽系図の右上にあるStartを押すと始まります。マウス
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